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NIshiowari Mitsubishi Project ①

西尾張三菱自動車販売株式会社ホームページ制作

 written by 岩月正直

ホームページは従来から持っていたけれど…

 西尾張三菱自動車販売株式会社様は、愛知県西部の尾張地方~岐阜県南部の美濃地方を商圏にもつ、三菱自動車の専門ディ―ラーとして知られています。中古車販売やオリジナル・カーの製造販売にも力を入れるとともに、あらゆる設備が揃った工場内では修理・板金・塗装・車検など車の整備全般を請け負うメカニック部門が充実し、近隣の整備工場を圧倒しています。

 近年では、新規事業として三菱車をキャンピングカー仕様にしたオリジナル商品の開発・販売を強化しています。同時に、さまざまな企画の情報を積極的に発信して、商圏を愛知・岐阜エリアにとどまらず全国に広げようと工夫しておられました。

 ところが、従来のホームページでは、自社内での更新が自由にできず、デザインにも精彩を欠き、お客様が読んでみたいと思うレイアウトではなく、会社の特色が埋もれて、メリハリのない内容になっていました。その上、運営費が非常に高価で、費用対効果の面からも損失が重なってきていました。

 本格的に自社開発のキャンピングカーをPRしようと決意されたことをきっかけに、ホームページを抜本的に改革したいとピアワークスにご相談をいただきました。

何を目的にし、どう展開するのか、課題を「見える化」して共有

西尾張三菱打合せ風景

 まず、ホームページをどんな目的で、どのように活用したいのか、そこから議論を始めました。ホームページを活用して、もっともやりたかったことは、スタッフが自由に情報や企画を書きこめて、お客様にフレッシュなお知らせを常にご提供したい、ということでした。

 二つ目は、三菱自動車の正規ディーラーなのに、独自で三菱車ベースのキャンピングカーを何種類も製造販売しているという、他のディーラーではほとんど見かけない個性を、もっと大きく明確に打ち出していきたいということでした。

 そして三つ目は、新車情報にせよ、中古車情報にせよ、お客様がホームページをサッと見て、どこに何が表示されていているのかが瞬時にわかるシンプルなレイアウトとデザインが欲しいというご要望でした。

 こうしたご提案やご要望を元に、現状での反省点や課題をまとめ、議論を煮詰めていきますと、ホームページを「情報発信」の最前線と位置づけ、大きな「集客装置」に育てることで、営業も展開しやすくなるというメリットが見えてきました。この段階に進んだら、問題点を現状分析から洗い出し、これから必要なものをすべて「見える化」し、社内で共有していただくことが大切です。

 ほかのところでも触れていますが、例えば、営業スタッフが集客行為にまで汗を流し、併せてひとりひとりのお客様をフォローしていく、というのは間違った業務展開です。集客のための仕組みづくりは会社を挙げて取り組むべき課題であり、個々の営業スタッフの力をそこに割いてしまっては非効率的であるばかりか、消耗戦になるだけです。こうした現場の問題点を「見える化」すれば、集客部門の一部はホームページに任せるという判断も可能になってきます。

 雑誌広告への出稿、新聞チラシ折込み、テレビCMの提供などと併せてメディアクロスの一部としてホームページを位置付けるのは今や常識になってきていますが、PRの主流はしだいにネット戦略に比重が移りつつあり、今後はますますこの傾向は強まるものと思われます。極端に落ち込む雑誌の売れ行き、新聞購読者層の高齢化(40歳代以下の家庭での新聞購読者の激減)、テレビの視聴者離れ…。こうした現象は、情報を取得する手段がインターネットに移っていることを正直に物語っています。

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